陶器の作り方

作り方

日本全国には有田・瀬戸・益子といった有名な窯元が点在しています。その良質な陶器作りの魅力から、簡単にできる陶芸教室や個人用の陶芸アイテムすら販売されている時代です。プロとアマチュアの違いはありますが、陶器の作り方は基本的には同じになります。最初にどんな陶器にするか完成品をイメージしておきます。そして土を練ります。粘土によって耐火度や可塑性がちがいますので、先ほどのイメージを参考に慎重に決定します。

次に電動ろくろの上に粘土を置いて成型を行っていきます。この段階で茶碗・湯呑み・皿といった大きな形が出来上がります。後は小道具で細かい部分を整えます。数日乾燥させた後、釉薬を塗りやすくするために素焼きを行います。窯から出すと釉薬を塗ります。これによって独特な光沢や模様が得られます。

もちろん必要がないと判断すれば塗らなくても構いません。後は陶器の大きさによりますが、本焼を1200~1300℃で数日間ほど行えば完成です。